余白
美術館めぐり

平成28年度実施結果

 
開催日 開催回数 視察美術館 定員 参加料 申込時期 詳細
平成29年
2月22日(水)
2月24日(金)
2 静岡市美術館
秋野不矩美術館
各回
23名
3,400円
(入館料・昼食代含む)
終了しました -
 美術館めぐり
 文化ふれあい委員長 山口美恵子

  文化ふれあい委員会が担当する文化事業は、春と秋に実施する文化財めぐりと、年度末に近い2月頃に実施する美術館めぐりがあります。
 今年度の美術館めぐりは、平成29年2月22日(水)と24日(金)の2日間、静岡市美術館と浜松市天竜区にあります秋野不矩美術館に決定し、開催されました。
 本事業は市の公用車を借りることで参加費の負担が少ないこともあり、人気のある事業の一つで、毎回多くのご応募をいただいております。
 今回も初日の22日は2.6倍、24日は2.5倍とそれぞれ高い倍率となりました。参加者の中には毎回落選し、やっと今回参加することができましたという声も聞かれました。

 三寒四温といわれ、まだまだ冬の寒さを感じる時期で、当日の天気が非常に気がかりだったのですが、風もなく穏やかな天気に恵まれ、期待の膨らむ一日の始まりを感じながら定刻通り桜ヶ丘ミュージアムを出発しました。
 今回、最初の目的地である静岡市美術館は、過去に行ったことがなく初めて訪れる施設であり、JR静岡駅前に位置する葵タワーの3階にありました。会場では、特別展「夢二と京都の日本画」が開催されており、岡山県出身の竹下夢二の作品やそれに付随する関係資料約70点と京都の日本画、約40作品を見ることができました。 
 独特の世界観を持つ夢二の作品や同世代に活躍した日本画家の作品を見て、歴史を垣間見るひと時を過ごすことができました。

 その後、昼食を済ませ、次の目的地である秋野不矩美術館へ向かいました。
 ここでは入館前に趣のある建物の前で、館の学芸員さんから建築に至るまでの経緯や秋野不矩の人となりの説明を聞き、作家に対する地元愛の深さに心温まる思いを感じました。
 会場では、特別展「人物に託す意思 山田優アントニ×川島優」の地元若手作家の作品45点と常設展示である秋野不矩の作品8点があり、世代を超えた作家が描く人物像にはそれぞれの個性があり、対比することで、作品一点一点を興味深く鑑賞することができました。
 秋野不矩美術館での滞在時間は短めでしたが、美術館を退出する際の参加者の顔には、どこか穏やかそうな表情が見てとれたような気がしました。そんな思いを感じつつ美術館を後にし、新東名を経由して予定よりやや早めに、桜ヶ丘ミュージアムに到着しました。
 バスを降りる際には、多くの方から是非次の機会にまた参加したいと口をそろえて言っていただき、充実した一日を過ごすことができました。
     


平成27年度実施結果

開催日 開催回数 視察美術館 定員 参加料 申込時期 詳細
平成28年
1月27日(水)
1月29日(金)
2 愛知県陶磁美術館
名都美術館
各回
23名
3,200 終了しました -
 美術館めぐり
 文化ふれあい委員長 山口美恵子


 今回は1月27日(水)と29日(金)、名都美術館と愛知県陶磁美術館へ行って来ました。
 長久手市にある名都美術館は、近現代の日本画が中心で、特に上村松園、鏑木清方、伊東深水の美人画が充実している美術館です。
 特別展は「生誕110年記念 布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界展」でした。宮脇綾子は、身近なものを豊かな感性でとらえ、端切れや古裂、様々な素材で表現した「アプリケ」の創作作家です。洋画家の宮脇 晴との結婚を機に名古屋へ移り住み、制作活動を始めたのは40歳を超えてからでした。
 作品は台所の食材や庭の草花など生活に即したモチーフをユーモアのある絵画表現で生き生きと布に甦らせており、心温まる作品ばかりでした。又、時代を感じさせない色彩の豊かさや今も現代性を持ち続けている作品に感銘をうけました。館内では、会館の方の気配りもあり解説の声がとても聞きやすく、その世界観に浸り心地よい時間を過ごしました。 

 愛知県陶磁美術館は、瀬戸市にある陶磁器の美術館です。
 企画展は「煎茶―山本梅逸と尾張・三河の文人文化―」でした。千利休が侘び茶の祖・茶聖と称されるのに対し、煎茶の祖・茶神と呼ばれるのが高遊外・売茶翁です。
  その昔、お茶は薬として珍重された時代があり、身分の高い人の飲み物でしたが黄檗僧であった売茶翁によって、上流階級の文化だった喫茶の風習が庶民にまで広められました。
企画展では売茶翁所持を含む数々の煎茶道具や江戸時代後期から明治に花開いた尾張・三河の煎茶文化を、名古屋出身の文人画家・山本梅逸の描いた画を通じて紹介していました。また、中国から渡来し常滑に朱泥急須の技術を伝えた金士恒の業績を知るとともに、三河の八橋売茶翁・方巌が愛用した涼炉などの工芸品、瀬戸や常滑で制作された煎茶道具など多くを鑑賞できました。
  陶磁美術館は、大規模な美術館で常設展の作品数も多く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。ボランティアガイドもいるので時間に余裕があれば一日楽しめる感じがしました。

 毎年ご好評いただいている美術館めぐり、今後も参加者皆さんの声を参考に企画していきたいと思います。
ご協力ありがとうございました。
      




平成26年度実施結果

開催日 視察美術館 参加人員
1月28日(水) 大一美術館、古川美術館 33名
1月30日(金) 33名







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